ティーガー戦車を女の子に見立てたドイツ人!?「付き合い方」を教えた「萌え」教本「Tigerfibel」

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日本人はあらゆるものから「萌え」を感じとる……その欲望の強さは他国から驚かれています。ただ唯一、なかなかやるなと思われるのがドイツ人。ティーガー戦車を女性として見立てることで交際の仕方を教えるという、現代から見ても相当な萌えを感じさせる教本を生み出しました。その名も「Tigerfibel(ティーガーフィーベル)」。この本は第二次世界大戦の最中に完成していました。

第二次世界大戦においては、科学技術の発展によって過去の戦争とは比べ物にならないほど高性能の殺戮兵器が使用され、軍人に要求される素養や教養も同時にレベルが高くなっていきました。
それだけ人員に対する教育は難しくなり、しかも長引いていきます。平時ならば問題ありませんが、戦時中となれば人員の教育を能率良く行うこと、それは兵士の数を増やしていくためにはどうしても避けられない問題でした。どうすれば有能な兵士を数多く戦場へと向かわせることができるのか、それぞれの国が知恵を絞っていました。そして、ドイツ戦車部隊が到達した答えというのが、「Tigerfibel(ティーガーフィーベル)」だったわけです。
「fibel」、それが意味するのは初心者向けの教則本。ドイツ郡には「……fibel」と名のついた教則本が山ほど存在していましたが、このTigerfibelが特殊なのは、その描き方でした。
ティーガー戦車は「エルヴァイラ」という名前の女性になって登場するのです。コミックのような可愛らしいイラスト、そして、日常的でフランクな文章が使われ、若い軍人たちにも馴染みやすいものとなっていたのです。

以下、紹介していきます。
「図説ティーガー重戦車パーフェクトバイブル」(学研)に付録として日本語に完訳されたものがついてきます。

「車長とクルーのためのティーガー戦車教本」

こういった絵入りマニュアルについては、諸外国も頭を試行錯誤していたようで、アメリカも「Army Motors」というギャグ漫画風の教育漫画を制作したり、ベトナム戦争の最中では多くの女性がキャラクターとして出てくるM-16自動小銃の整備マニュアルを制作しています。

下記は、かのディズニーによって制作された第2次世界大戦の「対戦車ライフルの使い方」に関するアニメです。
“Stop That Tank” | Disney WWII Boys Anti-Tank Rifle Training Film (Anti-Nazi) – YouTube

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https://www.youtube.com/watch?v=9iL_6IyH9gs&feature=emb_title

教育といわれてまず想像するのは、定められた概念と原則を上から徹底して教え込んでいく、いうイメージだと思います。ただし、現実に実践的かつ緊急事態時の教育というのは習う側の状況をを十二分に把握し、すんなりと理解しやすいように教えていくものなのでしょう。そうした教育方法にはごまかしも非合理敵要素も入り込む隙がありません。軍事、そして教育というものは、イデオロギーといった面をいったん脇におけば、実際ユニークな発想が生まれやすい環境なのです。

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