今日は名作おやすみプンプンについて紹介するよ
主人公がひよこなんだっけ?
読者視点ではひよこに見えるけど、意図としては主人公の顔を固定させたくなかったという意図があってひよこみたいな顔になってるんだよね、だから普通の人間だよ。

もくじ
おやすみプンプンはどんなストーリー?
主人公プンプンの小学校時代~社会人になるまでの物語を描いています。
鬱漫画として言われるゆえんですが、プンプンが大人になればなるほど物語は暗くなっていきます。
この作品を描いた浅野いのお先生は「信じるとは何かを描きたかった」と公言をしています。
その辺は別のサイトで詳しく考察をしていたので、僕からは特に深くは考察しません。
僕が思うこの漫画の物語は
「愛と幸の物語です。」
あなただったら愛を選びますか?幸せを選びますか?
この2つの言葉って似ているようで=でもなく、ニアリーでもないんですよね
語ってるとこ悪いけど、ちょっと何言ってるかわからない。
、、、、、小学校のときに転入してきた、愛子ちゃんって女の子にプンプンが恋をする話しだよ!
そこだけ聞くとあんまり鬱話しっぽくないね
鬱要素を書き出していくね
おやすみプンプンが鬱漫画と言われる理由
・父親が母親を暴行(訳アリ)して捕まる
・その間、面倒を見てくれた叔父さんが失踪する
・叔父の婚約者に襲われて童貞を奪われる
・ヒステリック気味の母親と暮らすも母親は癌により死んでしまう。
・愛子ちゃんの母親は重度の新興宗教の信者
・ある理由により愛子ちゃんと疎遠になり、そのことが一生プンプンの頭から離れなくなる
ちょっと情報多いけど、明るい話しではないことはわかった。
鬱展開はまだ書いてないのに、、、
まだ鬱話しじゃないのか、、、
まずは小学校時代の話しからしないといけませんね。
おやすみプンプン:小学生編
一番鬱要素が少ない時代です。
最初にお父さんは捕まってしまいますが、それでも希望も夢も綺麗に描かれています。
皆さんも小学校時代の思い出はどこか輝いていませんか?そういうのをうまく表現しています。
転入してきた愛子ちゃんにプンプンは恋をします。
ある日クラスメイトの前で将来の夢を発表する際、馬鹿にされると思ったプンプンは逃げ出して体育館に隠れてしまうことがありました。
隠れていると愛子ちゃんが「夢くらい何見たっていい」と諭してくれます。そしてプンプンは愛子ちゃんに告白をします。愛子ちゃんはプンプンにキスをしました。
父親が捕まったことで(母親は入院中)、叔父と暮らしていたプンプン。
ある日叔父が玄関で新興宗教の勧誘の人と口論になっていて、プンプンは顔をだしたのですが
その新興宗教の勧誘にやってきていたのは愛子ちゃんと愛子ちゃんの母親でした。
愛子ちゃんはこの秘密を知られたくなかったため、どこかへ走りだし、その後を全力疾走でプンプンは追いかけ、どうにかして愛子ちゃんを捕まえます
以前プンプンは愛子ちゃんと一緒に帰りたいがために、自分の家の場所を偽って愛子ちゃんと一緒に帰っていました。
そして家の場所が違うことにたいしてキレる愛子ちゃん
だれも知らないどこか遠くにいきたい。
鹿児島にあるおじさんの家にこれから行く、、
一人で歩いていけるかな?
そう愛子ちゃんはプンプンを見ることなく歩きます。
プンプンは愛子ちゃんに後ろから抱き着き
「鹿児島とはどこらへんにある島なのだろうか?」
と聞きます。愛子ちゃんは一緒にいってくれるの?とプンプンに聞きます。黙ってうなずくプンプン
そして二人は一学期の終業式に愛子の伯父の家がある鹿児島へ二人で行くことを約束します。
愛子ちゃんはプンプンに最後
「約束だよ!?、、、ねえプンプン、、、もし約束やぶったり
プンプンがもし、またあたしを裏切ったりしたら、、、」
「今度は殺すから。」
愛子ちゃんは泣きながら笑顔でプンプンにそう伝えました。
重い、全然明るさない!そして説明長いからもう少し省略できない?
いや、プンプン語るうえでちゃんとこのバックヤードは語らなければいけないと、、
叔父に鹿児島へ行くにはどれくらいの金額がかかるのか尋ねるプンプン
その途方もない(小学生的に)絶望をします。
約束の日自転車で愛子ちゃんとの待ち合わせ場所に向かおうとしていたところ、叔父から入院中の母親が非常識階段から転落したと言われ、無理やりタクシーに乗せられます。
そのタクシーの中から待ち合わせ場所で涙を流す愛子ちゃんを見つけます。
その後プンプンは愛子ちゃんに殺されることはなかったのですが
愛子ちゃんとプンプンは疎遠となりました。
小学校時代の話しこれで終わり?キラキラした明るい部分は?
プンプンが将来の夢をもっていたり、友達と一緒に遊んで満点の星空を見たりするとてもきれいなシーンがあるよ。
おやすみプンプン:中学生編
これはちょっとコンパクトにまとめるね
中学生になったプンプンは、愛子ちゃんとは全く口を利かなくなっていました。
ただそれでも愛子ちゃんのことが好きなままです。
愛子ちゃんはバドミントン部の先輩と付き合っていることが発覚しました。
バドミントン部の先輩とプンプンは仲がよく、ある日プンプンに先輩は孫壇をします。愛子ちゃんと付き合っていても愛子ちゃんはどこかふさぎこんでいる、もしかして愛子ちゃんが本当に好きな相手はお前なんじゃないのか?って
バドミントン県大会で先輩が優勝すれば愛子ちゃんは先輩のもの、優勝できなければプンプンが愛子ちゃんに告白するという賭けをすることになりました。
先輩は大会の決勝まで登りつめましたが、足を痛めていました。
決勝の観戦をしていたプンプンは会場にきていた愛子ちゃんに手をつながれ
「あの人はきっとわたしなんかいなくても幸せになれる人なんだ」
「プンプンはわかる?あたしの気持ち」
「たった一人でいいから頭のてっぺんからつま先まで1ミリの間違いも無いくらい、、、完全に分かり合いたい。」
「その人と二人きりになれるなら他には何もいらない」
「もしその夢が叶うなら、あたしはその瞬間に死んでもいい」
愛子ちゃんの気持ちはあの日の待ち合わせ場所で誰かが迎えに来るのを今もまだ待っているのだろうか?
プンプンは葛藤をし、愛子ちゃんの手を強く握りかえします。
その時試合を先輩の痛めた足が限界を迎え会場で先輩は倒れこみ、先輩は泣きながらプンプンにお前の勝ちだね、と言いました
その後プンプンは
愛子ちゃんに、2年前鹿児島にいけなかったことを謝ります。
そのことに対して愛子ちゃんは怒ることなく、今から鹿児島へ行こうと手を差し伸べました。
プンプンは罪悪感からこの誘いを断り
「先輩のところへ行ってあげてほしい」と伝えその場から去ります。
愛子ちゃんは「なんで」「なんで」「意味わかんない」「意味わかんない」と答えます。
その顔を見ることは怖くてできませんでした。
その後プンプンは様々なこと(友達とのかかわりを含め)に対して塞ぎこむようになりました。
コンパクトって言葉知ってる?
だいぶプンプンはこじらせている感じの主人公なんだね。
言い方良くすれば、やさしい心の持ち主でもあるよね
本当はこの裏で叔父さんが婚約者つれてきたり。失踪したりと波乱もおこってるよ。
おやすみプンプン:高校生編
進学校へ入学し、蟹江梓という他生徒のテンションについていけないという同じ境遇の女の子とデートをします。
当日2人展示会へ行きます。
プンプンは天野の川という絵に見入り、小学校時代愛子ちゃんと友達と見た星空を思い出し涙をします。
絵の作者に促され絵の感想をノートに自信の体験を含めた物語を書きのこしました。
デートの帰り道、蟹江さんと口論になり(プンプンの母親が手術をしている状況だったため)
自分の本性を見透かされたために激昂し、蟹江に襲いかかるが未遂で終わります。
プンプンは「もう二度と誰かを好きになるのはやめよう」と、決心しました。
プンプンママが癌で死亡した後、ンプンパパに福島で共に暮らさないかと持ちかけられるがこれを断り、高校卒業後も東京で1人で暮らすことを選びます。
この時代はわりとコンパクトだね。
おやすみプンプン:フリーター編
ある日電車内から駅のホームで立つ愛子ちゃんを目撃します。
すぐさまその駅へ戻って愛子を探しますが見つからず駅の付近に安価な部屋を借りました。
2年経過しても愛子ちゃんは見つからず。状況が変わらなければ自殺しようと誓いました。
思い重い
部屋をかりた不動産屋の宍戸さんにスナックへ連れられ、
プンプンはそこで3年前に見た天の川の絵を描いた女性、南条幸と再会しました。
幸さんは漫画を描いていて以前プンプンがノートに書いた物語を面白いと感じたことから、原作として続きを書かないかと持ち掛けますした。
幸さんとの関係は友達以上恋人未満のような関係までいき
プンプンの穏やかな日常をみることができます。
ある日花火大会を見に行った日、プンプンは幸さんに
このままでは僕はあなたのことを好きになってしまうと告白をします。
そして一線を超えるのですが、プンプンは愛子ちゃんへの罪悪感から抜け出すことができず幸さんと結ばれることはなく
マンガの持ち込みで酷評をされた後から少しずつ微妙な関係となり
宍戸が万引き犯に間違われて大怪我を負う事件も重なり、2人は疎遠になっていきます。
おやすみプンプン:愛子編
宍戸さんの怪我から数日、プンプンは歪みきり自動車教習所で女の子をナンパして関係をもったりしていました。そしてその自動車教習所で愛子ちゃんと再開を果たします。
プンプンは愛子ちゃんに対して明るく装い経歴を偽り大学生で楽しくやっていることを伝えます。
愛子ちゃんは中学時代の先輩ではなく別の恋人と楽しく生活をしているとプンプンに教えます。
そして二人はデートを重ねるようになりますが、デートをするたびに軽率な行動をする愛子ちゃんに幻滅をしていきます。
そしてプンプンは愛子ちゃんとセッ〇スしようとホテルまでいきますが拒絶をされてしまいます。
その結果愛子ちゃんに嫌われたことで衝動的に幸さんの家にいきますが、元夫・早乙女と会います。
さらに幸さんは早乙女の子供を妊娠していました。
幸さんは元夫には伝えず中絶を考えていました。プンプンはともに生きる決意を固め手術日に付き添う約束をします。
プンプンは愛子ちゃんとの関係に決着をつけるため、愛子ちゃんにすべてを伝えました。
自分は充実した日々を送っているように伝えたが、すべて応訴あり本当はただ愛子ちゃんと再会をするためだけに暮らしていたことを白状します。
そして愛子ちゃんも、プンプンに伝えていたことは嘘だったことが発覚します。
母親から暴力を受けて生活をしていました。
これを知りプンプンは幸さんとの約束を破り、愛子ちゃんを救うことにします。
愛と幸の物語って感じだね
でしょ、本当は漫画でよんでほしい。
この後の続きは漫画で、、ってしてもいいけど最後まで書いていくよ
プンプンは愛子ちゃんを助けるために、愛子ちゃんの家へと向かいます。家にきたプンプン達に対して、愛子ちゃんの母親は激怒してプンプンと愛子ちゃんを殺そうとします。
愛子ちゃんはわき腹に包丁をさされ、それを止めようとしたプンプンは衝動的に愛子ちゃんの母親の首をしめ気絶させます。(殺してしいたかもしれない)その後愛子ちゃんが止めを刺したかもしれない
大けがをした愛子ちゃんの傷をむりやり縫って、愛子ちゃんの母親の死体を山に埋めます。
プンプンは愛子に罪は全て被るから、これまで通り生活を送ってほしいと伝えましたが
愛子ちゃんはこれを拒否し、二人は小学校時代に約束した地、鹿児島へ逃避行は始めます。
幸さんは中絶をやめ子供をうむことを決意しましたが、あの日以来プンプンと連絡がとれず家に戻っていないことから不審に感じていました。
おやすみプンプン:最後
愛子ちゃんの母親が死んだことについて報道されて追い詰められていく二人、鹿児島へ逃避行をしている二人の精神状態はどんどん不安定になっていきます。
プンプンはあたしだけ見てればいいんだから
むしろ片目の方がいいと思うんだ。
と言ってプンプンの片目をフォークで刺します
プンプンはそれに対して微動だにすることなく
うんそうだね、、といってうけいれ
目玉をえぐりきれない愛子ちゃんに対して怒りました。
幸さんはプンプンを探していてプンプンの叔父さんと会っていました。叔父さんからは交際相手として幸さんを紹介しようとしていて、幸さんはプンプンパパと会ったことで幸さんはプンプンを守らなければならないと確信をします。
逃走を続ける二人は精神、身体ともに限界を悟り自首することを決意します。
決意した後、空き家で休んでいた二人
プンプンが目を離し愛子ちゃんの元に戻ると
愛子ちゃんは自殺をしていました。
愛子ちゃんの書置きとしては
七夕イベントのときに書いた願い
「あなたがずっと私を忘れませんように」

えっ終わり?
もう少し続くけど、愛子ちゃんは死んでしまいました
プンプンが気づくとそこはベットの上でした。そして警察官らしき男に名前を尋ねられます。。
そして時はすぎ
小学校時代の友人視点で物語が始まるのですが、そこで彼はプンプンと出会い少し会話をします
別れ際にプンプンが幸さん達と一緒にいて。手を振っている姿でおやすみプンプンの物語は終わります。
まとめ
どうだった?
暗すぎるかなー、、おもしろいの?
おもしろいよ!僕の人生の教本でもある
今回はプンプン視点の話しを中心にして説明したけど、もっといろんな話しが絡まっているのでちゃんと漫画をよんでほしい!
この話しを教本にするのはいろいろとまずい
おやすみプンプンの暗さが凝縮された動画置いておきますね
コメント